
出展にめちゃくちゃ金かかってます
― 企業ブースの内側で起きていること、全部話す ―

はじめに:「フェア=就活イベント」だと思ってる人は損してる

意外と企業側はマジです
正直に言います。
転職フェアを“ただの説明会”だと思ってる人は、
本当にもったいない。
なぜなら――
出展している企業、人事、エージェントたちは、
その場で“本命候補”を決めているからです。
実際、フェア会場の控室ではこんな会話が飛び交っています。
「あのスーツの子、感じ良かったね。応募来たら通そう」
「さっき話した子、履歴書出す前に社長に共有しといて」
つまり、フェアの時点で“選考は始まっているのです。
◾️【内部者が教える】マイナビ転職フェア小山2025|地元就職のリアル、出展企業の本音、そしてあなたが動くべき理由
裏技①:「履歴書より先に“印象”が通る」

結局顔見てます
転職フェアは、採用側にとって“プレ面接”のようなもの。
あなたの話し方、姿勢、笑顔――全部見ています。
✅ 一番話しやすかった人
✅ 相性が良さそうな人
✅ 現場に馴染みそうな人
これらは書類よりも強い“採用フラグ”になります。
たとえばフェア翌週、企業の会議でこうなる。
「この人、フェアで話したよね?印象良かった」
→ 書類通過率が一気に上がる。
履歴書を出す前に印象を残せる=
“先行リード”という裏技。
裏技②:「ブースの“担当者の肩書き”を見ろ」

だいたい名札がついてます
どの企業も、ブースには名札をつけています。
そこに「人事」ではなく**「部長」「採用責任者」「社長」**と書かれていたら、チャンス。
それはつまり、現場決裁者が直接来ているということ。
その場で印象を残せば、応募時点で他の候補者と差がつきます。
🔍 コツ:名札に“役職”がある人を狙え。
面接よりもカジュアルに信頼を積める“ショートカットルート”です。

裏技③:「人が少ない時間帯を狙え」

出展側はリストをまとめます
多くの人は11時台~13時台に集中します。
でも、出展者側が一番“話を聞きたい時間”は15時台以降。
なぜなら、
「もう今日の成果リストをまとめなきゃ…」という時間帯に、
まだ熱意を持って来る人は**“真剣層”と見られる**から。
✅ 午後の静かな時間=深く話せるゴールデンタイム
✅ 担当者のメモに“名前が残る確率”が上がる

裏技④:「履歴書は“配る”より“見せる”」

カジュアル面接みたいにみてもらえます
フェアでやりがちなのが、
「履歴書を渡してそのまま帰る」パターン。
でも実は――
その場で“見せて”コメントをもらう方が10倍有効。
「ここもう少し書いた方が印象いいですよ」
「これならウチでも通りますね」
こういうリアルなアドバイスが、そのまま面接対策のデータになります。
📌 コツ:
- ファイルに入れて清潔に持参
- 「書類見てもらってもいいですか?」の一言で印象UP
裏技⑤:「“ブース外”の雑談で差がつく」

こっちの方が見てて印象に残ります
多くの参加者はブースで話してすぐ退場しますが、
実は出展者側は休憩スペースや資料コーナーでも見てます。
「あの人、周りの人に挨拶してたね」
「話し方が柔らかい」
これが印象に残る。
つまり、“会場全体が選考の舞台”。
📍 コツ:
- 会場に入る時点から“見られている”意識を持つ
- 退出時も「ありがとうございました」と一礼する
それだけで覚えられます。

裏技⑥:「企業ブースの“ノベルティの種類”で見抜く」

コストから企業のマジ度を見抜こう
意外かもしれませんが――
配っているノベルティ(粗品)で企業の採用意欲が分かります。
| ノベルティ | 採用温度感 |
|---|---|
| パンフ+メモ帳 | 普通(露出目的) |
| オリジナルグッズ(マグカップ・タオル) | 採用強め |
| 高単価ノベルティ(モバイルバッテリー・トート) | “採りたい人がいる”サイン! |
採用本気企業ほど「コストをかけて人を惹きつけたい」ので、ノベルティが豪華。
ノベルティ=採用の本気度メーター。

裏技⑦:「“人事のテンション”で社風を読む」

ここで社風を見抜けます
企業ブースに座ってる担当者の“温度”がすべて。
覇気がない、雑談が続かない――そんな会社は内情が疲弊してる可能性あり。
逆に、
- 雑談が楽しい
- 他社の悪口を言わない
- 若手社員がブースにいる
この3つが揃ってたら“伸びてる会社”。
就活サイトじゃ見えない“社内の元気度”を肌で測れるのがフェアの醍醐味。
裏技⑧:「“運営スタッフ”と話すと裏情報が出る」

雑談経由で意外と聞けます
これ、実は上級者テク。
マイナビの運営スタッフ(腕章つけてる人)は、
出展企業全員の担当を知っています。
「今日どこ人気ですか?」
「どの企業さんが活気あります?」
と聞くと、普通に教えてくれます(笑)
業界の空気をリアルタイムで掴むなら、運営スタッフが一番早い。
補足:話を聞いたら、裏も取ろう。
企業の話がどれだけ魅力的でも、社員の声を照らし合わせるのが本当のリサーチ。
転職フェアで出会った会社を、あとで冷静に見直すには口コミサイトが役立ちます。
たとえば「転職会議」では、実際の職場の雰囲気・残業時間・評価制度まで閲覧可能。

🧩 まとめ:「転職フェアは“求人票の裏口”」

結構行くべきじゃね?
- 履歴書を出す前に“印象を先に届けられる”
- 現場責任者や社長と話せる“非公式面接の場”
- 担当者の空気・ノベルティ・雑談すべてが情報源
フェアに行く=
「採用の裏口」から入るようなものです。
求人サイトでは絶対に手に入らない“生の人事データ”を、
無料で手に入れられる場所。
🧭 編集後記
僕ら出展側の人間は、
「話した5分」で“合うか合わないか”を判断している。
だから、
「何を話すか」よりも、「どう立ってるか」「どう笑うか」
それだけで印象が変わる。
そして、その印象は面接よりも強く残る。
転職フェアに行く最大の理由――
それは「企業の裏側」と「あなたの本音」が、同じ空間で交わる瞬間があるからです。
📅 次回開催予定:2025年11月〜12月 全国20会場開催予定
🎟️ ▶ マイナビ転職フェア公式ページはこちら
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💬 最後に一言

就活は“情報戦”。
転職フェアは、その情報戦の裏口から潜れる合法ルートだ。
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